住宅用火災警報器について

2011年6月から、全ての住宅について火災警報器の設置義務が課せられました。
ご家庭で火災警報器を設置する際には、以下の点にご注意下さい。



設置場所

消防法上設置義務があるのは、寝室と寝室がある階の階段となっていますが、市町村条例により台所への設置も義務付けられている場合があります。
火災警報器には熱感知式と煙感知式の2種類があり、家庭用としては煙感知式が基本です。
但し台所については、料理中に生じる煙や結露による誤作動が考えられますので、熱感知式の方が適しています。
設置の際には、以下の基準を参考にして下さい。


天井に設置する場合


壁または梁から火災警報器の中心までの距離を、煙感知式なら60cm以上、熱感知式の場合は40cm以上離し、また、エアコンなどの空気吹き出し口から火災警報器の中心まで1.5m以上離すこと


壁面に設置する場合


天井から15~50cm以内に火災警報器の中心がくるように取り付けること

※ホコリや虫の多い場所、ススや水蒸気が発生する場所への設置は避けて下さい。